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2015.04.05
LDKリフォーム着工しました!
かつては北側に配置される事が多かったキッチンですが、最近ではリビング・ダイニングとオープンに繋がる間取が主流となり、キッチンは、家族のコミュニケーションスペースとしての機能をもつようになりました。理想のキッチンづくりには、家族のライフスタイルを反映させた、自由な発想が不可欠。リビング・ダイニングとのつながりを考える事で我が家流のキッチンスタイルが見えてきます。
上図のように大きく6つに分けられます。まずはコンロとシンクが一列に並んだI型。狭いスペースにも設置でき、誰にでも使い易く、コストも安く抑えられます。コンロとシンクが漢字の“二”のように並んだⅡ型は作業スペースを広く取れます。キッチンセットの並べ方を工夫すると、機能性がアップします。その他、コンロとシンクが直角に並んだL型や、キッチン台をコの字に配置したU型などがあります。最近人気なのは、キッチンを壁から離して島のように配置するアイランド型や一部だけ壁に接するペニンシュラ型ですね。
これらのレイアウトははどうやって決めれば?例えば小さいお子さんがいる場合、ダイニングスペースと向き合うようなレイアウトにすると、調理しながらお子さんの様子にも目を向ける事が出来ます。また、お友達を招いてパーティーする事が多いのであれば、大人数がキッチンに出入りしやすいアイランド型なんていいでしょうね。こんな感じで、生活スタイルや住環境に合ったレイアウトを見つけたいですね。
さて、前置きが長くなりましたが、只今着工中の物件をご紹介いたします。中古住宅を購入し、キッチン交換をめ、1階の和室、ダイニングをリフォームする現場です。
既存の間取りはこんな感じです。キッチン、ダイニング、和室と細かく仕切られています。さて、お客様のご要望は?というとキッチンはオープンにしたい。キッチンとダイニングテーブルの配置は横並びがいい。(下図テーブル1)
奥様にとってキッチンでの配膳は毎日の事。出来るだけ短くしたいですよね。テーブル1の配置であれば配膳は動線1のみ。一般的な対面キッチンのテーブル2の配置ですと、料理をテーブルに置くだけであれば動線2で済みますが熱いお鍋を運んだり、テーブルを拭いたりするにはどうしても動線2が必要になりますよね。
更に、今度はご主人様。お酒が大好きで居酒屋の雰囲気の小上がりが欲しい。そんな小上がりで奥様お手製のおつまみでちびちび飲みたい。
こんな感じでLDKリフォームはキッチンのレイアウトはもちろんの事、キッチンとダイニングテーブルの位置関係によってもいろんなバリエーションが考えられます。ライフスタイルに合わせた我が家流のLDKリフォームはいかがでしょうか。さて工事のほうは只今順調に進んでおります。途中経過もご報告する予定ですのでお楽しみに!