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2016.04.01
玄関ドア交換リフォーム!
玄関はそのお家を訪れた人が最初に目にするところ、まさにお家の「顔」です。
大袈裟になるかもしれませんが
玄関ドアの印象でお家のイメージは大きく変わります。
今回はそんな玄関ドアのリフォームについてのお話しです。
玄関ドアの種類ですが大きく分けて二つあります。
木製ドアとアルミサッシのドアです。
木製ドアの場合は、既存の枠は生かしてドア本体のみを交換する事が可能です。
これが一番簡単な工事のパターンです。
ただアルミサッシの場合や、
現状は木製ドアなんだけどアルミのドアに交換したいといった場合は
単純にドアのみの交換が出来ません。
建具とは室内ドアも同じ事が言えますが、基本的に枠とドアは一対です。
木製の場合は上の写真のように既存の枠に合わせてドアをオーダー出来ますが
アルミはそうはいきません。
※一部メーカーでは条件が合えば交換可能な商品もあります。
そこで枠ごと交換というお話になるのですが
これが結構大変な作業となります。
ここでは玄関ではなく出窓を交換した現場を例に挙げてご説明します。
コチラの出窓を交換します。
外壁を大きく開口して出窓サッシを外します。
新しい出窓サッシを取付、まわりには防水テープを貼ります。
隙間はモルタルで補修してまわりの壁と平らにします。
モルタルが乾燥したらまわりの壁に合わせて吹付、塗装して完成。
以上のように何工程もの作業ののち、初めて出窓の交換が完了します。
外壁のモルタルの養生期間も合わせると5~6日の工期が掛かります。
これを玄関に置き換えて考えてみると大変なのがわかりますよね。
そこで今主流の工事方法が既存の枠に新しい枠を被せてしまう「カバー工法」です!
外壁を壊す事が無いので工期も1日で完了!
最近では写真のような木目調のデザインのドアや
網戸が付いた採風ドアなどバリエーションも豊富になりした。
またモノによっては断熱性能も大幅にアップし、結露対策としても有効です。
コチラは採風ドアの施工事例です。
コチラは和風のお宅で、引戸をカバー工法で交換させていただきました。
さてそんなカバー工法ですが、課題もあります。
既存の枠の内側に新たな枠を取付ますので開口寸法が狭くなります。
ご紹介したような親子タイプでしたら小扉の幅を詰めれば問題ありませんがシングルドアの場合は今より5~6センチ狭くなりますので注意が必要です。
いかがでしたでしょうか?
冒頭では玄関は「お家の顔」だとお話ししましたが玄関ドアを交換するメリットは見た目のデザインだけではありませんよね。
ご紹介しました採風機能や断熱性などの省エネ性能向上、さらに防犯性能なども格段にアップします。
最新のドアは1ドア2ロックは当たり前。さらにピッキング対応、夜間にカギのサムターン(つまみ)を取り外しておく事で外から手を入れられても開錠出来ないようなタイプもあります。
この様に玄関ドアを選ぶ際は、デザインはもちろんですがその性能にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。