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2016.07.09

横長リビング・縦長リビング

今回はリビングの間取りについてのお話しです。リビングの間取りには大きく分けて二通りあります。横長のタイプと縦長のタイプです。

リビング間取り



横長リビングというと、マンションのモデルルームでよく目にしますがそのメリットは何と言っても明るく開放的なリビングダイニングになるという事です。リビングとダイニングが共に南面に面し最近のマンションでは全開口のワイドサッシなどが入っていますよね。

横長リビングリフォームのイメージ


一方、縦長リビングはリビングのみが南面に面し、ダイニングはその奥にあるレイアウトです。必要な時にリビング横の居室の引戸を開けて一体として使う事が出来ます。リビングリフォームを検討されるお宅に多いのがこの縦長リビングです。図面では洋室となっていますが、和室の場合も多くリビングとつなげて一部屋にしたいというパターンが多いです。

縦長リビングリフォームのイメージ


この様にリビングを大きくしたいというのは自然な発想ですよね。ここでリフォームのご要望が多い縦長リビングのお宅について考えたいと思います。ポイントはリビング横の居室の使い方です。まだお子さんが小さいうちは子供部屋として使い、中高生になれば独立した勉強部屋が欲しくなります。お子さんが独立し、ご夫婦二人になれば書斎など、趣味のお部屋や家事スペースとしてリフォームする選択肢もあります。この場合は縦長リビングをそのまま生かした方が良さそうですよね。

この様に横長リビング、縦長リビングどちらにするかは時間と共に変化するご家族のライフサイクルも意識する必要がありそうです。すると、ある時期は縦長リビング、また別の時期は横長リビングがいいと思うかもしれません。こんな時はどちらの時期がご家族にとって重要か話し合う必要があります。お子さんが巣立つまでの数年間がとても重要だと考えられるご家族もいらっしゃればご夫婦二人でゆっくりと過ごすセカンドライフが重要だと考えられるご家族もいらっしゃいます。これらをじっくりと話し合ううちに、将来のご家族の姿がイメージでき理想のリビング像が見えてくるでしょう。ちょっと話がそれてしまいましたがあなたは縦長リビング派?それとも横長リビング派?