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2015.06.07

子供部屋のレイアウト!

前回ご紹介しました子供部屋分離リフォームの続編です。今回はプランの検討です。子供部屋を考える時、まず頭に浮かぶのがベッド(布団でしたら問題ないのですが・・・)の配置です。一番大きくて頭を悩ませます。次に勉強机、収納ラック等といったところでしょうか。クローゼット(衣類等)も子供部屋に限らず当然必要ですの頭に入れておかなければいけませんね。今回のS様宅の子供部屋ですが隣り合うキッチンとの間仕切壁を移動して広げたとしても二部屋で8畳、一部屋で4畳ほどの広さしか取れません。4畳の部屋に、ベッド、机、クローゼットを入れたらたちまち足の踏み場が無くなってしまいます。そこで、既存の二段ベッドに注目!再利用です!平面が狭ければ空間の縦使いです。ロフトベッドの発想ですね。これで半畳分のスペースで寝床を確保できました!

ビフォーアフター_edited-2


後はクローゼットと机を壁に配置。奥行を合わせ、なるべく凹凸を無くしす事で出入口からベッドまでのスペースを有効に使えます!ここで一般的な6畳(クローゼット含む)の子供部屋と比較してみましょう!

比較_edited-3



床面積を比べるとS様邸は二部屋で8畳(13.2㎡)に対して一般的な子供部屋は6畳×2=12畳(20㎡)、S様邸の1.5倍です。しかしどうでしょう。全ての家具を配置した後、フリースペースとして使えるエリア(青色の点線で囲った部分)はほぼ変わらないか、S様邸のほうが若干広いのです。一般的な6畳間は家具のレイアウトにより変わりますがベッドや机を配置した時の凹凸、出入口ドア部分のデッドスペースなどによりフリースペースが確保しづらいのです。ですので、お部屋が狭ければ狭いほど家具、収納等のレイアウトは、新築はもちろんですが、リフォームする際もしっかり計画したいところです。

子供部屋ビフォー_edited-1

という事で、子供部屋分離リフォームいよいよ着工です!


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

解体作業が始まり間仕切り壁が取り払われました。

さて、今回のリフォーム工事、ベッドはお話ししましたが使えるものは何でも再利用しちゃいます!ベッドのはしご、勉強机のカウンター、壁面収納の扉、棚、解体した間仕切壁の下地材まで・・・現場はマンションの3階なので、階段で廃材をおろしたり、新たに建材を運び入れたりといった手間も減らせます!

リフォーム後_edited-2


こちらが完成予定パースです!完成後は施工事例にてご紹介いたしますのでお楽しみに!