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2016.03.09

壁面収納リフォーム!

さて前回に続き、今回も収納のお話です。今回は壁面収納にテーマを絞ってみたいと思います。壁面収納というと、お部屋が圧迫され狭くなるのでは?と思う方も結構いらっしゃるでしょう。確かに収納が無ければお部屋は広く使えますが、結局モノに溢れ家具を置くことになります。以前ご紹介しました子供部屋を例にとってご説明します右側は6畳(クローゼット含む)二間の子供部屋。左側はリフォームで8畳スペースを二つに分けた子供部屋。

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どうでしょうか?面積でいえば右側の子供部屋の方が広いのですがリフォームによって机やベッド、収納も全て壁面に造作した左側のお部屋の方がスッキリしていませんか?机やベッド、収納も全て壁面に造作しているので、部屋の凹凸が無くお掃除もしやすいですよね。


壁面収納は置き家具よりも収納効率が高いので、収納力も大幅にアップします。壁面収納はお部屋を狭くするのではなく、お部屋をスッキリ広々と使う為のモノなんです。更に壁面収納は、使う場所に設置するという事と収納するモノに合った奥行にするという事がポイントです。

例えばリビングには日用雑貨など細かなモノが散乱しがちです。そんな時には下の写真のような奥行30センチ程度の収納が重宝します。薬箱や文房具、A4サイズの本やパンフレットなどにピッタリサイズです。予め配線工事をしておけば電話機本体、パソコンのルーターなども入ってしまいます。わずらわしいコード類も全て隠蔽!

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コチラは出窓を利用したPCコーナー。収納の大原則、使う場所に設置するという事でプリンターも収納しちゃいました。

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コチラはおトイレの壁面収納。トイレットペーパーや掃除用具が収まれば良いので奥行は薄型の17センチ。

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そして壁面収納と言えばやはり王道を行くリビングのシステム収納!

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最近ではTVも薄型になり30~35センチのリビング収納も増えてきました。通常の置き家具なら転倒防止も考慮し、40~45センチが主流ですが壁に固定してしまう壁面収納だからこそ出来るサイズですね。写真の収納は逆に奥行を利用した二重のスライド書籍収納を設置。取り出しやすいという事も重要なポイントです。またリビングにおいてお部屋のスペースが十分でないと感じる時は、扉の無いオープン棚にしたり、視線の高さの部分だけオープンスペースにしたりすると、奥行き感が出て、お部屋を広く見せる事が出来ます。


このオープンスペースにタイルを貼ったり間接照明を仕込んだりするとさらにお部屋のアクセントにもなります。

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いかがだったでしょうか。取り出しやすい事、物に合った奥行、使う場所にある事。この3原則の他に、生活動線なども考慮して壁面収納を計画すればきっと満足のいく収納リフォームとなるでしょう。皆さんも壁面収納でスッキリフォームしてみてはいかがでしょうか!