健康の敵!!リフォームで注意しておきたいシックハウスの対策方法

投稿日:2018年04月27日

 

健康の敵!!リフォームで注意しておきたいシックハウスの対策方法

年齢を重ねるにつれ、ぜんそくやアレルギーが出てきたという方がいらっしゃいます。

 

どちらも他の病気を引き起こす原因になる症状ですし、咳が続く苦しさや痒みのつらさは、できれば生涯経験したくないことです。

 

 

そこで、このような症状はどうして起こるのかを考えてみると、、、意外にも「家」が影響していることがあります。

これは少し前に新聞や雑誌、ニュース番組でも取り上げられ目にすることが増えた「シックハウス」というもの。

 

せっかく快適な暮らしを送るはずの「家」で、こんなにつらい病気になってしまうなんて出来れば避けたいですよね。

 

では、どうして「シックハウス」になってしまうのでしょう。

 

このあたりをリフォームで住宅を拝見する機会の多いベルズの視点からお伝えしてきます。

 

1: 湿気がこもると人も家も具合がよくない

 

住宅の高断熱化や高気密化が進んできています。

 

これは従来の日本の住宅特有の「すきま風」を防ぎ、家の中の温度差を少なくする大変体にやさしい仕組みです。

 

そして、高断熱化・高気密化そのものは暮らしを豊かにしますので、歓迎するべきリフォームであり建築手段です。

 

 

しかし、高断熱化や高気密化は別の問題を引き起こしました。

そう、湿気という問題です。

 

断熱性能と気密性能をアップさせたことで、壁の内部に湿気が発生しやすくなったのです。

そして湿気が発生すると、真冬の窓と同じように「結露」が壁の内部で起こることもあります。

 

もしこの湿気や結露がそのままになると、、、カビやダニの発生源となってしまいます。

(最悪、カビやダニに囲まれて暮らしていることにもなりかねません。)

 

そしてカビの胞子、ダニのフンや死骸が家の中へ影響し、ぜんそくやアレルギーを起こす原因となってしまうのです。

 

 

当然ですが私たちプロは、このようなことが起こるのを知っています。

また、国もわかっています。

 

だから現在の建築基準では新築や大規模なリフォームも含め

 

2時間に1回家の中の空気を入れ替わるように24時間換気システムを設置する」

 

ということが義務づけられています。(2003年からの建築基準法です。)

 

この基準を満たすため、現在は湿気が発生しないように「換気システム」が設置されているのですが、電気代や寒いという理由で「換気システム」を止めてしまわれる方がいらっしゃるのです。

(止めないでくださいね。)

 

そうすると「水」を使う頻度の高い「キッチン」「浴室」などでは水蒸気が発生するため、断熱材の中に湿気がこもり、家が少しずつダメージを受けていくことになるのです。

 

そして、家のダメージは、少しずつ、人へもダメージを与えてきます。

 

だから、、、ホント、設置してある換気システムは、止めないでくださいね。

もし、止めておられたのなら、一度、お家の健康診断を信頼できるプロにお願いしてみてください。

 

2: 住宅には3つの換気がある

 

住宅には3つの換気がある

このような理由から、あなたのお家を快適な空間にするため「断熱リフォーム」を考えておられるのなら、必ず一緒に「換気」についても考えてもらいたいのです。

 

住宅を長持ちさせ、人の健康も維持するためには、次のような3つの換気方法を知ってください。

 

(1)1種換気

機械を使って、空気の通りを良くします。

特にこの方法は、新鮮な空気を取り込む「吸気」と、湿気を帯びた空気を「排気」する部分を、強制的に行う方法です。

 

(2)2種換気

こちらは吸気のみを機械で強制的に行い、排気は自然な流れで外へ出すようになっている方法です。

 

空気の通り道を熟知している必要がありますので、経験豊富なリフォームのプロのアドバイスが欠かせません。

 

(3)3種換気

この方法は、第2種換気とは反対に、吸気は自然に行い、排気のみ機械で強制的に行う方法です。

 

寒冷地の住宅でも採用される方法で、コストパフォーマンも高い換気方法だと言えるでしょう。

 

3: 住まいに合わせた換気を選ぶ

 

住まいに合わせた換気を選ぶ

このような3種類の換気方法以外にも「自然換気」というものもあります。

 

最近では「パッシブ換気」と呼ばれるものがあり、リフォームで選ばれることが多い換気方法です。

 

この方法は、太陽の熱を室内へ取り入れることで、家全体の空気を循環させ、新鮮な空気を部屋の中や壁の内側、床下までを効率的に送り込みます。

 

自然の空気と熱を利用しますので、人の体にやさしいことが最大のメリットでしょう。

また、初期投資は必要ですが、使い始めてからの費用は自然のエネルギーを使っているので、お財布にもやさしい換気システムと言えます。

 

機械を使った3つの換気システムと、自然換気を専門家に相談しながら比較してみてください。

 

あなたの家の立地条件とライフスタイルによって、それぞれの換気方法のメリット・デメリットが変化します。

 

立地条件とライフスタイルを基準にして、あなたに合ったものを選ぶことが必要です。

 

4: まとめ

 

湿気がこもると人にも家にも良くありません。

 

カビやダニが発生しやすくなりますし、その影響でぜんそくやアレルギーが起こることにもなります。

 

 

そこでこのような状態を起こさないためには「家の換気」が決め手になってくるのです。

 

今回お話しましたように、換気には3つの種類があります。

また、あなたが暮らすスタイルによって換気方法を選ぶこともできます。

 

どの方法が一番良いかは、一言では言えません。

ただ、あなたの家と、あなたのライフスタイルから最も快適な状態を作るために、最適な換気の方法を見つけることは可能です。

 

家の建て方や強度。

窓の位置や方角。

立地条件などを加味して、リフォームの専門家と相談してみてください。

 

シックハウス対策を行うことで、つらい「ぜんそく」や、痒みを我慢しつづける「アレルギー」から解放されるかもしれません。

 

これから3年後、5年後、10年後の健康にも影響してくることですから、経験豊富なプロと一緒に、慎重に相談して対策リフォームをしてください。