リフォーム?建て替え?あなたは判断基準を知っていますか?

投稿日:2018年01月09日

 

リフォーム?建て替え?あなたは判断基準を知っていますか?

新築で建てたのは30年前?いや、40年前かも?

 

あなたが定年退職した年齢になったということは、家もそろそろ定年を迎えるころかもしれません。

 

そして、次に考えておかないといけないことは、今の住み慣れたお家をリフォームして若返らせるのか、それとも建て替えて新しい人生を歩むのかということです。

 

そこで今回は、この2つを判断するための基準や、それぞれのメリット、デメリットをリフォームの専門家として紹介していきたいと思います。

 

1: 専門家に相談して現状を確認

 

専門家に相談して現状を確認

リフォームか建て替えか。

 

迷っている方に

 

「リフォームがいいですよ」

「建て替えが必要です」

 

どちらかを単純に言えればいいのですが、そんな答えを言えることはほとんどありません。

 

その理由は、単純に築年数だけで判断することはできないから。

30年、40年が経過していても、細かなメンテナンスをやっておられたり、家が建っている環境によって、住宅の状態がすこぶる良いこともあります。

 

反対に、築年数は浅いのに、基礎や土台が弱っている。

柱など、住宅の根幹を守る部分が傷んでいる。

 

こんなこともありえます。

 

ですから、築年数だけで判断することもできませんし、家を外側から眺めるだけでも判断することができません。

 

そこで、最初の判断基準として必要なのは、専門家に相談し

 

「家の現状調査」

 

これをやることが先決です。

 

 

リフォームにしようか?建て替えにしようか?

 

この悩みを頭の中でぐるぐる巡らしていても答えは出てきません。

 

まずは、あなたのお家の健康診断をすることが必要なんです。

健康診断を行った結果、お家が比較的健康であるなら、少し手を入れるリフォームで良いかもしれません。

 

しかし、お家の健康状態によっては、リフォームでは改善しないこともあり得ます。

 

リフォームにしても建て替えにしても、数万円でできることではありませんから、後悔しないためにも先に「現状調査」を依頼してほしいです。

 

2: 建て替えとリフォームのメリットデメリット

 

建て替えとリフォームのメリットデメリット

どちらにもメリット・デメリットがあります。

 

それぞれ順にお話していきます。

 

(1)建て替え

 

・メリット

建て替えのメリットは、自由なプランニングです。

間取りから家全体の印象まで、すべてゼロからですから、今のあなたの「ほしい」をすべてそのまま取り入れることができるでしょう。

 

オール電化の最新住宅にもできます。

オールバリアフリーの住宅にもできます。

 

耐震性能の高い住宅にもできますし、省エネ性能の高い住宅を選ぶことも可能です。

 

これからの暮らしに必要な、安全性や快適性、光熱費をはじめとする維持費にも影響する、新しい資産を手に入れることができます。

 

・デメリット

総工事費用が高くなります。

 

取り壊しの費用、建築中の仮住まいの費用。

引っ越し費用や、新しい家に必要なキッチンやテーブル。

 

リビングに置きたいソファーなども新調するなら費用がかさみます。

 

(2)リフォーム

 

・メリット

使える部分はそのまま再利用しますから、費用の削減ができます。

そして、住みながら工事ができますから、仮住まいの費用や引っ越し費用がかかりません。

 

また、今まで住み慣れた家を基礎にしていますから、愛着と安心感が違います。

 

・デメリット

大きすぎる間取りの変更は、予想外に費用がかさむことがあります。

また、住宅そのものの性能によっては、最新の省エネ住宅にリフォームするにも費用がかさむことがあります。

 

このあたりはリフォームの専門家の経験と工夫によって費用にバラつきがあります。

 

場合によっては、建て替えと変わらないこともあり得ますので、リフォームだから費用が抑えられるとは考えず、必ずリフォームの専門家に相談し、きちんとしたプランと見積もりを確認するようにしてください。

 

3: リフォームを選びたいケース

 

リフォームを選びたいケース

お家が健康な状態であったとすると、次のようなケースはリフォームを選びたいですね。

 

・屋根、外壁の劣化

屋根や外壁が色あせてきた。

壁に小さなヒビが入ってきた。

 

お家の構造には問題ないけれど、これからのことを考えて予防しておきたい。

 

そんなケースはリフォームですね。

 

・内装を変えて気分一新

間取りは今のままでいいんだけれど、部屋の雰囲気を変えたい。

壁紙を変えたり、フローリングを新しくしたいというようなケースも、リフォームがぴったりです。

 

・トイレ、キッチン、お風呂

毎日きれいにしていても、年月が進むと古くなってきます。

どこかドヨ~ンとした印象が漂ってくるので、きれいにしたいなと思われるケースはリフォームです。

 

・部屋の分割

子どもも独立したし、子ども部屋があまっているんだよな。

 

そんな場合、部屋を分割して書斎や趣味の部屋にリフォームすることが可能です。

 

4: 建て替えを選びたいケース

 

建て替えを選びたいケース

続いて、建て替えを選びたいケースをお話します。

 

・お家の構造に歪みがでている

築年数とは関係なく、お家の骨組みに歪みがでていることがあります。

これは、湿気や地震などの災害、浸水による床下の腐食や破損が原因になっていることもあります。

 

このような場合、リフォームでは構造を変えることができませんから、建て替えを考えてみることになります。

 

・介護

在宅介護が本格化するようであれば、リフォームですべてをバリアフリーや介護しやすい状態にできないこともあります。

 

ベッドの重さ。

介護に必要な機器を置くスペース。

 

扉も引き戸にしておいた方が移動しやすいですし、手すりも必要になってくるでしょう。

 

トイレやお風呂もバリアフリーを考えると、今の間取りでは無理が出てくる可能性もあります。

 

どのくらいの介護が必要なのかにもよりますので、リフォームの専門家と相談してほしい部分です。

 

5: 失敗しないための業者選びのポイント

 

失敗しないための業者選びのポイント

リフォームにしろ、建て替えにしろ、業者選びは大切な部分です。

 

そこで失敗しないためのポイントを紹介します。

 

3社くらいは複数候補を

インターネット、知り合いからの口コミ、相談会。

この3つから複数候補を選びましょう。

 

探すのが面倒かもしれませんが、1社だけですと比較して判断する基準がありませんので、かえって選びにくくなることもあります。

 

・見積もりは必ず取ってください

口約束だけではいけません。

 

必ず候補の会社からは、書面で見積書をもらいましょう。

 

ポイントは見積もりをもらう会社へは、同じ希望を同じように伝えることです。

 

そうしないと見積もりの内容がバラバラになりますから、比較検討することが難しくなります。

 

・依頼するところを決めます

業者から見積もりと提案がありますから、その中から依頼する会社を選んでください。

 

そのとき、絶対に費用だけで判断しないことが大切です。

 

安ければうれしいのはわかりますが、きちんとした仕事をしてくれるのか、保証はどうなっているのか、追加料金が発生するときは説明をきちんとしてくれるのか。

 

依頼する会社の「人と成り」を判断材料に入れることを忘れないでください。

 

「対応が悪くて、仕事も中途半端。でも安かったから。」

 

これでは、あなたの理想の暮らしは手に入らないことになります。

 

6: まとめ

 

それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

これはリフォームや建て替えだけではなく、あなたもご存じのように、人生に登場するすべてのことに当てはまります。

 

ですから、どちらを選ぶのが正解ということはありません。

 

  • あなたのこれからのライフスタイル。
  • 家族との過ごし方。
  • 趣味や新しい習い事が中心の生活。
  • 人が集まる暮らし。

 

どのような目標をもって暮らせることが、あなたにとって最も住みよく心が落ち着く空間になるのか。

 

見た目や時代の流行に流されるのではなく、あなたの人生の目標を明確にしながら、専門家と相談してみてください。