狭いトイレドアを折れ戸や引き戸でバリアフリー化する方法

投稿日:2017年12月28日

 

狭いトイレドアを折れ戸や引き戸でバリアフリー化する方法

リフォームを考えられる理由に多いのがバリアフリー化。

 

特に毎日使うトイレのドアは、バリアフリー化したいナンバーワンではないでしょうか。

 

トイレのドアが開けにくい、通りにくい、車いすで入りにくい。

 

こういうガマンを日常的に続けることでトイレへ行く回数が減ると、体調不良として影響が出てくるかもしれません。

 

そこで、いつまでも健康に暮らしていただくために、古くなって使いにくくなったトイレドアのリフォームについて紹介します。

 

1: トイレのドアの種類と特徴

 

1: トイレのドアの種類と特徴

トイレのドアには大きく分けて、3種類あります。

 

ドアを押したり引いたりして開閉するタイプのもの。

ドアを横へスライドさせて開閉するタイプのもの。

ドアが折り畳まれて開閉するタイプのもの。

 

それぞれの特徴を知っておきましょう。

 

(1)開き戸タイプ-ドアを押したり引いたりして開閉するタイプ

一般的なトイレのドアは、開閉するために押したり引いたりして使うタイプが使われています。

 

このタイプのドアは、デザインやカラーが豊富です。

おしゃれなドアや家の中の色合いに合ったものが選びやすいという特徴があります。

 

また、開閉するタイプのドアは、気密性が高いため、音漏れやニオイ漏れが少ないのが特徴です。

 

(2)引き戸タイプ-ドアを横へスライドさせて開閉するタイプ

開き戸タイプとは異なり、ドアを開け閉めするとき、自分の体を動かす必要がありません。

 

ドアの取っ手を持ち、左右どちらかに動かすだけでドアがすぅーと開くため、ドアノブを回して手首を痛くしたりすることもありません。

 

このため、引き戸タイプのドアは介護のためのリフォームでは必須となりつつあります。

 

また、引き戸は足下にレールがないタイプもあるため、車いすでの移動や、足を上げにくい状態のときでも引っかかることなく移動できるので安心快適です。

 

そして、何といってもドアがトイレの内側へ開かないので、トイレの中の空間が広く使えます。

 

しかし、開き戸タイプよりも、防音性、防臭性がやや劣る傾向にあるため、この部分がネックになる方もいらっしゃいます。

 

(3)中折れ戸タイプ-ドアが折り畳まれて開閉するタイプ

開き戸タイプのドアだけど、引き戸タイプにするだけの壁の横幅がない。

でも、何とかして今よりもドアの間口を広げたい。

 

そんな方に選ばれることの多いタイプが「中折れ戸タイプ」です。

 

このタイプはドアが2段、3段というように、パタパタと折り畳んで開きますから、開き戸のようにドアがトイレの外や内側のスペースを使いません。

 

トイレが狭い廊下に面している場合などに、便利なドアだと言えます。

 

2: トイレのドアのリフォームで注意すること

 

 トイレのドアのリフォームで注意すること

トイレのドアのリフォームで注意しておくことは、ドアがどの方向へ向かって開くのかということです。

 

ドアが開き戸タイプの場合なら、トイレの中に向かって開く「内開き」と、廊下側に向かって開く「外開き」があります。

 

引き戸タイプの場合なら、左右のどちらへ開くのか。

開いた方向に障害物はないのか。

 

ドアを開けたときの危険なシーンを考えると、開き戸で外開きの場合なら、開けたときに廊下の人とぶつかることが考えられます。

 

かと言って、内開きの場合ですと、万が一トイレの中で人が倒れた場合、ドアを開けようとしても倒れている人にドアが当たって開けることができず、救助することが難しい場合もあります。

 

トイレのドアをリフォームする場合は、どの方向へドアが開くのか。

そして、開いた方向に人や物があった場合でも、いつでも開くことができるのかをイメージしてもらいたいと思います。

 

3: 余裕があるなら引き戸でバリアフリー化

 

余裕があるなら引き戸でバリアフリー化

ドアを左右のどちらかに開けられる余裕があるなら、引き戸タイプはバリアフリー化に最適です。

 

トイレの間口いっぱいにドアが開きますから、トイレへ出入りする空間が広くなります。

 

また、最近の引き戸タイプには、ドアを上から吊り下げる方法があるので、床に引き戸を動かすレールを必要としないものがあります。

 

このようなタイプですと、車いすでも楽にトイレへ出入りできます。

足が上がりにくく、つまずきやすい方も安心してトイレへ向かえます。

 

引き戸タイプは、トイレの前に立ったとき、ドアを開閉しても自分の立っている位置を動かなくていいので、介助する方にも喜ばれます。

 

そして、トイレの内側の空間を最大限広く使えますから、手すりをつけたり、便座との間に一度腰を降ろすイスをおくこともできます。

 

4: 狭くてもバリアフリー化するならコレ!

 

狭くてもバリアフリー化するならコレ!引き戸タイプにしたいけれど、ドアを左右のどちらかに移動するだけの余裕がない。

 

そんな方におすすめなのが、中折れタイプのドアです。

 

このタイプは2つ、3つにパタパタとドアが折れ畳まれるため、引き戸タイプのように、ドアを左右のどちらかへ移動するための空間が必要なくなります。

 

中折れタイプのドアで注意しておくことは、折り畳まれる部分に「指を挟まない」ような工夫がされているかどうか。

 

指の挟み込みを防ぐ形状になっているものもありますし、折り畳むときにゆっくりと動くものもあります。

 

ここは専門家と、どういった工夫があなたのご家庭にぴったりなのかを相談しておくと安心できます。

 

5: まとめ

 

毎日の生活でもっともよく使うトイレ。

 

トイレは快適な状態にしておかないと、ついついガマンしてしまって体調不良の原因を作り出すことにもなり得ます。

 

だから、トイレは最初にバリアフリーを考えてもらいたい場所ですし、家族の誰もが苦労することなく楽に開け閉めできるドアを選んでもらいたい。

 

トイレドアのリフォームには、トイレの場所や廊下との距離など様々な要因がありますので、一番良い方法を見つけるためにリフォームの専門家へご相談ください。

 

あなたのご家族みんなが「楽になった」と笑顔で喜んでもらえるタイプをご提案させていただきます。