シニアライフを満喫!大人世代の家のリフォーム5つの成功ポイント

投稿日:2017年11月28日

 

シニアライフを満喫!大人世代の家のリフォーム5つの成功ポイント

お子さんの独立、ご主人の定年退職、仕事を持つ女性もそろそろゆっくりとした生活に。

 

また、親世代の介護の始まりなど、50代以降には生活環境がガラッと変わる時期でもあります。

 

同時に長年住み慣れた家を見てみると、痛みが目立つところが出てきていたり、年齢と共に使い勝手が良くないと感じるところも出てきます。

 

そしてこれからの10年後、20年後を考えてみると、小さな段差が気になることも容易に想像できることでしょう。

 

だからこそ50代以降の大人世代に必要なのは、もっとシンプルに快適な暮らしができる住まいにリフォームすること。

 

そこで今回は、大人世代の家のリフォームを成功させる5つのポイントを紹介します。

 

1: 【成功ポイント1】病気の予防

 

【成功ポイント1】病気の予防大人世代になると、どうしても体力の衰えを感じることが増えてきます。

また、今までは気にならなかったことが、体に響き快適ではないことも増えてきます。

 

(1)ヒートショック

近年、ヒートショックという言葉を耳にすることが増えました。

暖かいリビングから寒い脱衣所へ。

 

服を脱ぎ、冷たい浴室に入る。

そして熱い湯船につかることで、血圧が急上昇し心筋梗塞や脳卒中が起きる。

 

そんなことが増えています。

 

この原因は、家の中で暖かいところと寒いところが混在しているから。

30代、40代では気にならなかったことですが、大人世代の体には負担が大きいものです。

 

まず、家の断熱性と気密性を高めることで、家全体の温度差をなくすことを考えておきましょう。

 

(2)カビ

湿気がこもる。

結露が発生する。

 

こうなってくると、カビやダニが繁殖しやすくなります。

 

そして30代、40代では気にならなかったのに、大人世代になったとたん「ぜんそく」や「アレルギー」が起こり、体調を崩してしまった。

 

これでは、健康で快適に暮らせませんよね?

 

そこで床や壁や天井に断熱材を入れ、家全体を魔法瓶のように温める工夫が必要です。

 

家全体は難しい場合でも、窓やドアを断熱効果が高いものに変えるだけでも効果があります。

 

そして忘れてはいけないのが、気密性が高まったため換気が重要になることです。

 

家の中に新鮮な空気が循環できる「通り道」を作ることをリフォームでは忘れないでください。

 

(3)シックハウス症候群

家の気密性を高めるとき、注意しておいてほしいのが壁や天井の建材に含まれている「有機化合物」。

 

壁紙や合板、塗料には化学物質が含まれていますから、体力や抵抗力が下がってくるシニア世代には、体の負担になることもあります。

 

これからも長く快適に暮らせる「体にやさしい」建材を選ぶようにしてください。

 

2: 【成功ポイント2】ケガの予防

 

【成功ポイント2】ケガの予防

シニア世代で多い、家の中でのケガというと

  • つまずく
  • 転倒

 

原因としては、小さな段差を見落としたり、カーペットの端がめくれていることに気づかなかったということが多いです。

 

小さな原因でつまずいても、大きなケガにつながることもありますし、転倒したことで頭部を強く打ち付けることもあります。

 

また、少し暗くなる夕方には、小さな段差やフローリングと畳の境目が見えにくくなりますから、余計に危険度が増します。

 

そこで、大きな段差への対処も必要ですが、大きな段差は気をつけますから、まずは小さな段差をフラットにすることを工夫してください。

 

カーペットと畳の境目、敷居などをフラットにする。

引き戸を敷居が要らない吊り戸にする。

 

ちょっとしたリフォームでケガを予防することができます。

 

3: 【成功ポイント3】動きがラク

 

【成功ポイント3】動きがラク

(1)部屋の仕切りを変える

多くの住宅では、部屋の仕切りに「開き戸」が使われているでしょう。

 

しかし、シニア世代になると、開き戸よりも引き戸が最適なんです。

 

引き戸は扉を開け閉めしたときのスペースが必要ありません。

風を通すために引き戸を開けたままにしても大丈夫。

 

引き戸も天井から吊り下げるタイプにすると、将来、歩行器や車いすで家の中を移動するときにもラクに動けるようになります。

 

(2)水回りの動線を変える

年齢が進んでいくと体力が下がってきます。

階段の上り下りもつらくなるものです。

 

そこで、トイレ、洗面所、浴室は一直線で移動できる「動線」を考えておきたいところです。

 

また毎日の洗濯も、洗濯機から洗濯物を干すベランダ、そしてクローゼットへの動線も短くシンプルになるように考えておきたいですね。

 

4: 【成功ポイント4】安全で快適

 

【成功ポイント4】安全で快適

シニア世代が安全快適に暮らすには、リフォームするときに「モノの整理」について考えておきましょう。

 

「モノをどこに収納するのか」

 

これは安全快適に暮らすために必要なことです。

高いところへ収納すると、出し入れするたびに踏み台を使うことになります。

そうすると踏み台から落ちる危険性が高くなります。

 

だからといって、低いところへ収納すると、出し入れするたびに今度はかがむ姿勢をとりますから、腰や膝への負担が増えます。

 

「どの部屋で、何を使いたいのか」

 

リフォームのプロと収納についてしっかり考えてみてください。

 

5: 【成功ポイント5】介護と自由の両立

 

【成功ポイント5】介護と自由の両立

高齢になると、玄関先や階段に「手すり」があると大変生活が楽になります。

 

今はまだ手すりが必要じゃないと思っていても、リフォームするときには壁裏の下地材を補強して、手すりをつけるときにビスが打ち込めるようにしておきましょう。

 

そして夫婦二人の暮らしになると、介護することがあってもなくても、一緒にいる時間が増えます。

 

それがストレスになり、寝室は別々にというリフォームをされる方もいらっしゃいます。

これは別に珍しいことではありません。

 

お互いがゆるやかにつながりながら、心地いい距離をとる。

 

別々の寝室でも、お互いの気配を感じる範囲が安心できますから、ゆるやかな空間を目指してリフォームのプランニングを進めてください。

 

6: まとめ

 

シニア世代の生活は環境が大きく変化します。

 

生活習慣も変わりますし、ご自身の体も変わってきます。

ですからご自身の健康や体力にとって快適な住まいにリフォームすることが、これから10年、20年暮らすためには必要です。

 

ぜひ今回の5つのポイントを参考にしていただき、リフォームのプロとあなたにとって快適な暮らしができるデザインを一緒に考えてください。