シニアのキッチンリフォームに必要なキーワードは「ラク」でした

投稿日:2017年11月13日

 

シニアのキッチンリフォームに必要なキーワードは「ラク」でした

毎日使うところ「キッチン」。

毎日使うからこそ、片づけと掃除がラクであってほしいものです。

 

特にお子さんが独立した後のシニア世代には、30代や40代が好む「素敵なキッチン」ではなく「ラクなキッチン」で快適な暮らしをおくってもらいたい。

 

そこでリフォームで注目されることが多い「キッチン」について、シニア世代にフォーカスしたリフォームのポイントを紹介します。

 

1: キッチンから運ぶスタイルを考えてみる

 

キッチンから運ぶスタイルを考えてみる

健康で快適な暮らしをおくるためには「食」は切ってもきれません。

 

食べることは健康に生きることでもありますし、面倒だからと食べないわけにはいきません。

 

でも、このようなことはわかっているけれど、現実に目を向けると

  • 食べ盛りの子どもはいない
  • 料理を作る量も減ってきた
  • 夫婦二人だけの食事づくりは面倒

 

という理由から、今までのキッチンでは快適に使えないという悩みがあることでしょう。

 

そこでシニア世代のキッチンにぴったりの機能や設備を考えてみます。

 

まずは、料理を作った後のことを考えましょう。

今まではお子さんがいらっしゃったとき、キッチンで作った後には広いテーブルのあるリビングへ運んでおられたかもしれません。

 

しかし今を見てみると、夫婦二人。

わざわざ広いテーブルのあるリビングへ料理を運ぶ必要はありませんよね?

 

そこで料理を「つくる」と「たべる」を同じ場所にしてみることを考えてみてください。

同じ場所にして、ご夫婦二人の食事に支障があるでしょうか?

 

おそらく何もないと思います。

 

また、友人が来たときには、いっそのことみんなで料理を作りながら食べるスタイルにすると、おもてなしも「ラク」にカジュアルな感覚へと変化します。

 

今は、アイランド型のシステムキッチンと食卓がひとつになった「キッチンテーブル」もあります。

 

普段の食事、友人を招いたホームパーティー。

夜に夫婦二人でお酒を飲みながら、ゆっくりくつろぐ空間を共有できます。

 

2: キッチンでの後片づけは「ラク」をめざすのが正解

 

キッチンでの後片づけは「ラク」をめざすのが正解

「料理をつくるのは大好き。でも、片づけと掃除はイヤ。」

 

よく聞くことです。

 

このようなストレスは、キッチンの後片づけを「ラク」にすることで解決できるんです。

 

今はどのキッチンメーカーも、天板やシンクにキズや汚れがつきにくく落としやすい素材を使ったものが増えています。

 

天板には、ステンレスや人造大理石が人気です。

熱に強い調理台もありますから、ちょっとしたスリ傷なら磨いて落とすこともラクにできます。

 

そして料理をすると出てくるのが「野菜クズ」や「油汚れ」。

水を流すだけで、自然に野菜クズや油汚れが排水口に向かってきれいにながれていくシンクもありますので、後片づけも「ラク」にできるようになっています。

 

さらにキッチンで一番やっかいな「後片づけ」と言えば、、、「レンジフード」ですね。

 

従来なら高いところへ上がって掃除しないといけませんでしたが、最近は「自動洗浄機能付き」のレンジフードも登場しています。

 

これなら高いところへ上がらなくてもいいので安全ですし、ゴシゴシと油汚れを洗剤で落とす重労働が必要ないので「ラク」できます。

 

3: 体の負担の少ないキッチンとは?

 

体の負担の少ないキッチンとは?

シニア世代のキッチンには、体への負担を考えておきたいです。

というのも、少しずつ体力は衰えてきますし、体の動きも昔と違って負担になる動作が増えてきます。

 

特に立ったり座ったり、屈むという動作は負担が大きいもの。

 

シンク下、コンロ下の観音開きの収納部分は、フライパンや鍋を出すだけでも負担になってきます。

 

だからシニア世代がキッチンをリフォームするときには、腰や膝への負担を考えておいてください。

 

例えば収納部分。

収納は「腰から下」の高さを目安にして「引き出し」タイプにすると、毎回取るときに屈まなくてすみます。

 

また、引き出しタイプなら上から収納しているものを全部一度に眺められますから、使いたいものをパッと取り出すこともできます。

 

踏み台に登らないと使えない吊り戸棚。

奥の方が見えない従来の観音開きの収納スペース。

 

引き出しタイプや、手動や電動で降ろせる吊り戸棚もありますから、体への負担が少なく「ラク」に使える収納をリフォームでは選ぶようにしてください。

 

4: キッチンのプチストレスをなくすポイント

 

キッチンのプチストレスをなくすポイント

最後にキッチンで小さな「イライラ」をなくすポイントを紹介します。

 

ちょっとしたことですが、これがあるかないかでキッチンでの快適さが大きく変わります。

 

(1)シンク手前のコンセント

これがあるとハンドミキサーなどのキッチン家電を使うときに便利です。

シンク奥のコンセントでは使いづらいですからね。

 

(2)タッチスイッチ

蛇口についているタッチスイッチに触れるだけで、水を出したり止めたりできる水栓です。

両手がふさがっているときでも、手の甲で水を出し止めができるので大変便利ですね。

 

(3)ゴミ箱の居場所を確保

忘れがちなのがゴミ箱の居場所。

 

ワゴンタイプのゴミ箱は、料理中には自分の横に持ってこられて便利ですが、料理が終わった後に居場所がないことも。

 

ゴミ箱は使わないときの居場所を考えておきましょう。

 

5: まとめ

 

キッチンは家の中で一番使う場所かもしれません。

 

食事以外にも使うでしょうし、友人がやって来たとき、おしゃべりに使う場所だったりもしますから。

 

だからこそ、シニア世代のキッチンリフォームは、いつでも快適にストレスなく使える「ラク」を重視してもらいたいのです。

 

「素敵」なキッチンで無理するのは40代まで。

シニア世代には「ラク」でリラックスした、余裕のある暮らしこそがふさわしいと私は考えます。

 

今回ご紹介しました内容を参考にしていただき、あなたの暮らしが「ラク」になるキッチンへとリフォームしてください。

 

あなたのキッチンリフォームが成功し、10年後、20年後も快適でラクな暮らしのお役に立てれば幸いです。