シニア世代には浴室と洗面所に安全とくつろぎのリフォームが必要です

投稿日:2017年10月28日

 

シニア世代には浴室と洗面所に安全とくつろぎのリフォームが必要です

シニア世代のリフォームに必要なのは、安全とくつろぎでしょう。

 

特にリフォームする中でも、毎日使う「浴室」と「洗面所」には、ホッとできる瞬間が必要ですから、安全とくつろぎを得られる空間にしたいですね。

 

そこで今回、シニア世代に必要なリフォームポイントとしてお話するのは「浴室」と「洗面所」について。

 

玄関まわりやリビングやキッチンに目がいきがちなリフォームですが、毎日ホッとできる場所を丁寧に設計しておくことは、5年後、10年後になって快適性に大きな違いを感じることでしょう。

 

では、さっそくシニア世代に必要なリフォームポイントである「浴室」と「洗面所」についてお話していきます。

 

1: 浴室はヒートショックに注意

 

浴室はヒートショックに注意

日本のシニア世代に多い心筋梗塞や脳卒中。

 

これらの病気が起こることが多い場所は「浴室」です。

 

暖かい部屋から寒い脱衣所へ。

さらに冷たい浴室へ入り、冷たい床の上に立ち、次に暖かい湯船に浸かった瞬間、血圧が急変動。

 

急激な温度差からくる血圧の変動によって心筋梗塞や脳卒中が起こります。

 

このようなことが起こる原因として考えられるのは、日本の家は「家全体を暖かくする」という習慣が少ないためでしょう。

 

その証拠に、ヒートショックは寒冷地よりも温暖な地域で多いという情報もあります。

 

そこでシニア世代がリフォームを考えたとき、最優先するべきことは、1日の疲れを取るはずの浴室が緊急事態の部屋にならないよう「暖かい浴室」にすること。

 

ヒートショックを起こさないように「浴室暖房乾燥機」を活用するのも方法です。

 

また、断熱効果のあるバスタブや床を取り入れると、あの足下からくるヒヤッとした感覚もなくなります。

 

2: 浴室は段差にも注意する

 

浴室は段差にも注意する

次に浴室で注意しておくことは、段差による「転倒」です。

 

浴室は「水」がある場所ですから、滑りやすいことはご承知の通り。

ですから、まずは脱衣所と浴室の間の段差をなくして、つまずく可能性を少なくしましょう。

 

そして、今はまだ必要ないかもしれませんが、バスタブをまたぐときやバスタブから立ち上がるときに「手すり」があると大変安心ですし便利です。

 

手すりがあるだけで浴室内で滑ることもありませんし、これから年齢を重ねていったとき、体力や握力が弱くなっても安心して入浴することができます。

 

将来のバリアフリーを視野にいれておくのなら、浴室の出入り口にも「手すり」をつけておくことも忘れずに。

 

また、小さなことですが、指1本で簡単にお湯を出したり止めたりできる「ワンプッシュ」式の水栓もあれば便利です。

 

最近のバスタブにはボタンひとつで自動洗浄する機能が備わっているものもありますから、浴室暖房乾燥機と合わせて使うことで浴室の掃除からも解放され、いつもキレイでカビの発生も抑えた浴室になることでしょう。

 

3: 洗面所は役割から考えましょう

 

洗面所は役割から考えましょう

洗面所は役割が多いところです。

 

洗面から入浴前の脱衣。

そして洗濯室としての役割を持っているお家も多いと思います。

 

このように2役、3役を兼ねている洗面所ですから、シニア世代のリフォームでは少し広めの空間に変身させておきたいですね。

 

扉は可能なら引き戸にすることで、扉の開閉スペースが必要なくなりますし、いざ介護となったときもフルオープンできるので、車いすでも安心して移動できます。

 

そして洗面所は「座ってゆっくり」洗面や化粧ができるようにしておくのがポイント。

洗面所の収納も鏡の裏に収納するタイプ以外にも、座ったままサッと取り出せる位置に考えておくと便利です。

 

洗面所で入浴前、入浴後に着替える「脱衣所」も兼ねているなら、下着やパジャマ、タオルを入れておくスペースを作っておきましょう。

水気が多い場所なので、リネンが湿気無いように扉付きのものがおすすめです。

 

4: 洗面所のポイントはくつろぎ

 

洗面所のポイントはくつろぎ

さらに洗面所のポイントをお話しますと、シニア世代の洗面所には「くつろぎ」が必要です。

 

洗濯物が雑然と置かれていては、くつろげませんよね?

スッキリ、コンパクトに収納されていることが、くつろぎの第一歩。

 

そこで、踏み台を使ったり、屈んだりすることなく、取りやすい位置に棚を設置し、安全と使いやすさを両立することを考えてください。

 

そして忘れてはいけないのが、浴室と同じように洗面所も「掃除が楽」なことです。

 

水のあるところにカビは発生します。

水栓まわりには水が溜まりやすいのでカビが発生しやすいですから、掃除が楽な水栓や排水口を選びたいですね。

 

また、これも浴室と同じですが、洗面所も暖かいことがポイントです。

 

5: まとめ

 

今回お話しました「浴室」と「洗面所」のリフォームポイントは、シニア世代が快適に、そして余裕をもった暮らしを送るために必要不可欠なポイントです。

 

ヒートショックで入院することは避けたいです。

足を滑らせて入院ということも避けたいです。

 

洗面所がいつもゴチャゴチャしているのは、シニア世代にとって大きなストレスでしょう。

 

また浴室も洗面所も同じですが、立ったり屈んだりを繰り返して掃除するのは、年齢を重ねるたび負担になってきます。

 

このようにシニア世代ならではの視点で、もっとも快適にくつろいだ生活が送れるようなリフォームを実現してもらいたいのです。

 

今回お話いたしましたポイントをしっかり覚えておいていただき、リフォームのプロに相談してみてください。

 

そして一緒に、あなたのこれからのライフスタイルを最高の暮らしにするべくリフォームの設計を行ってください。